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法とマンガと図書館と

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中央大学法科大学院 / ウエストロー・ジャパン共催『Legal Research(リーガル・リサーチ)」講座』

中央大学法科大学院 / ウエストロー・ジャパン共催
Legal Research(リーガル・リサーチ)」講座
に参加しました!
私は、5日(水)の
『アメリカ法の基礎とLegal Research KeyCiteを使いこなして情報収集力アップ』
に参加させていただきました。

午前中は、アメリカ法の基礎知識の講座「Introduction to American Law」がありました(参加自由)。
まず、英米法と大陸法の違いについて基礎的なお話がありました。
次にイギリスでの法の発展と、種類の特徴を説明され、そこからアメリカ法の特色へと進み、リーガルリサーチ上の注意が述べられました。
2時間のお話でしたが、気になっていたことが良く理解できて、とてもよかったです!
以前、大学で先生に
「自分で勉強できるなら、別に授業に出なくてもいいけど、授業を聞く方が何倍も理解するのが楽なはずだよ」
と言われたことを思い出しましたが、100倍以上楽でした…。
全体像の芯がすっきり通った気がします!
ここから自分で肉付けをしていかなくてはですが…(><;)

午後は、Westlawを使用し、基本的な機能説明→実習の順で、検索実習を行いました。
図書館では「○○を探して」という言葉で質問を受け付けるため、法律の存在形式がそもそもわからず、よくデータベースで迷子になっていましたが、調べ方の始点をどう定めるべきかがわかり、また先生の調べ方の視点を知ることができ、大変参考になりました。
検索手順も、法律の構造の特色からどのようなルートで調査をすればよいのかが見え、調べる目的と道筋が繋がっていたため、機能の重要性がより理解できたように思いました。

全体を見渡すと、世界の法律の特徴、世界史、図書館学、情報検索の基本的な知識とベースの部分で必要とされる知識がかなり多く、やはり先生は凄いなあ、と尊敬するとともにくたくたになりました…。

懇親会にも参加させていただき、色んなお話が聞け、本当に楽しく勉強になりました。
ありがとうございました!!

参加する前は、「図書館司書だけど、行ってもいいのかな~」と不安だったのですが、大丈夫でした。
学生さん、先生、法律事務所の方など、色んな方がいらっしゃいました。
また、Westlawを利用されていない方、英米法のDBを使ったことが無い方もいらっしゃいました。
DBは高価で、触れられる機会もとても貴重なので、参加出来て本当に良かったです(^^)
来年も同じ時期に開催されるとのことでしたので、今年行けなかった方は是非!
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『まんが王国熊本マンガミュージアム展シンポジウム』に行ってきました!

熊本の熊本近代文学館で8月26日(日)に開催された『まんが王国熊本マンガミュージアム展シンポジウム』
”熊本にマンガのミュージアム?テーマ「マンガミュージアムのこれまでとこれから」”
に参加してきました。

2016年の開館を目指し、NPOの方々が、熊本にマンガミュージアムを創ろう!ということで、開催されたシンポジウムでした。(※略称『クママン』プロジェクト)
パネリストは京都国際マンガミュージアム(運営:大学)、北九州市漫画ミュージアム(運営:地方自治体)の関係者の方々にNPOの代表者、熊本出身の漫画家さんとバラエティに富んでおり、それぞれの立場から、「地方に漫画ミュージアムを作ること。その意義と課題」が展開されました。

まず、京都国際マンガミュージアムの方より、大学がマンガミュージアムを持つまで過程と、オープンしてからの経過、現状(成果)が報告され、マンガミュージアムの全国的な広がりと課題が報告されました。
また、大学がミュージアムを運用するメリットとして、「人材育成、資料の収集保存、行政との提携による資金の調達」が挙げられました。

次に、北九州市漫画ミュージアムの方より、運用コンセプト、商業施設の中にミュージアムを作るなど、戦略的な面での報告がありました。
質疑応答では、作家個人ではなく、その地方出身の作家を集めてミュージアムを作った理由などが述べられ、長期的なマンガミュージアムの運用の難しさが語られました。

また、漫画家の芳崎せいむ先生から、『金魚屋古書店』作成のエピソードを伺いました。
『金魚屋古書店』は漫画専門の古本屋のお話で、その収集、保存のアイデアや、著作権と関わりのある描写について、先生や編集者がどのように考えているのかお話を伺いました。
そこから、マンガミュージアムの設計にあたり対面するであろう現実的な問題点を対比し、どのような解決法があるのかという話に発展しました。

そして、NPOの代表の方より、マンガミュージアム構想のきっかけ、課題を伺いました。

最後は会場の質疑に答える形で総合討議が行われ、人材の育成、長期的な運用のための財源の確保、資料の保存方法など、多岐にわたって質疑応答が交わされました。

その中で、特に私が気になったのは、漫画という資料の特殊性です。
漫画は原稿を印刷して、私たちが読める印刷物となりますが、原稿は展示するものであり、雑誌コミックスは手にとって利用に供するものであるという違いがあり、何を保存すべきか、どのように保存すべきかが難しいというお話がありました。
確かに、漫画作成上発生する原稿の取り扱いには様々な問題があり、作家、出版社が明確なルールを持っていない現状で、第3者であるミュージアムがどのような保存体制を作れるのか、課題は多いと思われます。
また、現在は原稿のデジタル化も進んでおり、展示についても新たな課題となるように思いました。

長期的に人を集約できる施設として『マンガミュージアム』を作る難しさが様々な側面で語られ、それでも、マンガの素晴らしさを残し、広げていきたいという思いが伝わってくる、とても素敵なシンポジウムでした。

今回、シンポジウムの前後で熊本に4日間滞在しました。
そして、熊本の色んなところに行って、とても素敵な街だと思いました。
更にマンガミュージアムができるとなると、本当に嬉しいです!
課題は多いようですが、是非頑張っていただきたいと思いました!!

※『まんが王国熊本マンガミュージアム展』については別途エッセイ漫画を作成予定です。
 凄く感激しました!9月10日までなので、まだ見ていないかたは是非行ってみてください!!

京都図書館大会に行ってきましたv

今回は関西館での開催でした~♪
201208221.jpg
大会テーマは「図書館のPR力を高める 図書館の魅せ方」
図書館って本当に色んな取り組みをしているのですが、
『本の貸し借りをしてるだけでしょ?』
みたいなイメージを持たれている気がします(汗)
探し物のお手伝いもしますし、情報検索の方法について講義を担当することもありますし、コピー機だって(できる範囲で)直すんですよ!!

ということで、様々な館種、テーマでお話をお伺いしました♪
講演は、帝京大学の仁上先生「図書館員の自分ブランディング戦略 ―何を誰にどうアピールするか―」
図書館でできる企画を紹介されているのですが、芸能人起用は凄いなー。
蒼井優ちゃん、又吉さんともども本好きは大好きかと。
いいな~(><)

事例報告もバラエティに富んでいて、凄く参考になりました!
「事例報告① 広報研修による議会図書館への支援」(国立国会図書館 塚田 洋 氏)

こちらは、議会図書館の利用促進についての取り組みです。
議員の先生も使わない図書室…図書室の制約が耳に痛かったです。
(資料費が少ない、本が入るのが遅い。ネットで情報は得られる←行政資料は…確かに;)

「事例報告② 図書館で展覧会を開く ―魅力ある図書館空間を目指して―」
(大阪芸術大学図書館 多賀谷 津也子 氏)

先日大図研の分科会でもお伺いした話を含め、やはり刺激になりました。
「突出した図書館員がいた場合、他の人員が簡単に入れ替わってしまう」というのは、恐ろしい事実でした…。

「事例報告③ 京都府内公共図書館のキャラクター&グッズ活用事例」
(精華町立図書館 河西 聖子 氏と南丹市立中央図書館 大西 敏之 氏)

精華町は『バーバパパ』をイメージキャラクターに採用。
移動図書館や図書館の備品にキャラクターを効果的に使って、PRされているそうです。
なんと著作権料は作者のご厚意により無料だそう!!
皆の優しさに包まれた、素敵な図書館だと思いました~(^^*)

南丹市は、市町村合併の際、キャラクターを作って、図書館の団結とPRに効果があったそうです。
子どもさんが図書を借りた場合、本が本当はどれくらいの価値があるか、貯金通帳に記録してくれる『本の貯金通帳』は凄いアイデアだと思いました!
それだけ、図書館は市民の皆さんに、豊かな人生をプレゼントしているということですもの!

色んなアイデア満載で聞いていてほんわかしましたv

「事例報告④ 京都府内高等学校のPR実践事例」(京都府立東宇治高等学校 前原 由美子 氏)
学校図書館で、生徒さんの国語の課題での読書感想文をPRに起用し、それが刺激となり、読書冊数が上昇した事例を紹介されています。
教師の方との連携も見事で、「本を読む楽しさ」が伝わってきました。
私の通っていた高校は設備があまり良くなかったので、京都の高校が正直羨ましいです…。

以上の発表をもとに、更に深いディスカッションもあって本当に勉強になりました!
懇親会も楽しかったです!!

最後に、NDLさんも凄く色んな試みをされていて、そのサービスを皆が知ったらホントに感激すると思うのです!!
私も凄くお世話に(一方的に)なっています。
よりアピールの場を広げて、広く知っていただけるといいなあ、と思っています。

発表をされた皆様、準備に携わってくださった皆様、本当にありがとうございました!!

大図研大会@京都に参加しました(後編)

大図研全国大会@京都後編でございます~。


3日目はオープン・シンポジウム
「大学図書館のアドボカシーとは?:存在意義を伝え,共感を得るためには」
が開催されました。

大学図書館は「大学の顔」と言われつつも、大学の教育プログラムの中では周辺的な地位にあります。
(残念ながら…。)
図書館でできることをもっと学生、教員に理解してもらい、利用してもらうためにどうしたらいいのか?
パネリスト其々の立場、経験から、以下の内容が語られました。
1)図書館員の能力の向上…教員レベルの指導力を図書館員が持つ(図書館学の修士レベル?)
2)図書館からの働きかけ…教員だけでなく、大学の他部署を巻き込み、学校の取り組みとして活動する。
3)図書館の自律的活動…補助金を自分でとり、それに見合うだけの内容を積み上げ、外部にアプローチする。

個人的には
1)修士などの学位は指導力という観点からあまり有効性が無く、個々人の負担が増えるだけなのであまり意味が無いのではないかと思いました。(研究者=現場の職員ではありませんし…)
2)図書館が孤立した活動をするのではなく、他部署と常に提携する外観を作りだすというのは大切だと思いました。
3)専門図書館としての存在意義を自ら作り上げていく意識、そこに向けるエネルギーに感動しました。

図書館は大学には「あるもの」として、大学の添え物的な立場に甘んじている部分がありますが、図書館で得られるものいを利用者にに認識してもらい、大学の魅力の一つとしてアピールする必要を感じました。
また、それを成し遂げるためには、図書館職員のスキル向上が不可欠であると感じました。

全体を通して、背筋が伸びるような、本当にいいお話を聞かせていただきました。
ありがとうございました!!


午後からは自主企画「恵文社一乗寺店+ガケ書房見学会」に参加しましたv
昨年のNIIのグループ研修で一緒だった3人が集まって
「どんだけ趣向が一緒やねん!」
と突っ込み合ってしまいました(笑)

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なぜか女性ばかりだったので、カフェに行ったりして「女子会」モード全開で楽しかったです♪
恵文社さんも素敵でしたv

妖怪に始まり妖怪に終わる。
本当に楽しい日々でした!!(マテ

大図研大会@京都に参加しました(前篇)

大学図書館問題研究会(長いよ!略して大図研)の全国大会@京都に参加してきました~。
3日間盛りだくさんでしたので、前後編にわけて感想をば。

hs3.jpg

しょっぱなからこれですよ…(´ω`;)

1日目は3つの研究発表と、記念講演。

■研究発表
実験?フィールドワーク的な要素が強く、発表者の皆さまのスキル、意識の高さに脱帽。

1)「医学部を持つ大学図書館が学部生に対して実施している授業の実態調査」
アンケートの実施結果から、専門領域に特化した利用者を対象にする場合、どのような情報リテラシー教育がふさわしいか、その在り方を探る内容。
2)「報告:ラーニングコモンズデザイン会議@大阪」 はパターンランゲージの手法を用いて、ラーニングコモンズの機能向上の方向性を探ろうとしたもの。
3)「日本資料と海外の大学・研究図書館 : 『本棚の中のニッポン』で伝えきれなかったいくつかのこと」
海外における日本研究の衰退の原因が、日本側の情報提供能力の低さにあるのではないかとの考察。

どれも深い調査の結果を簡潔にまとめておられたので、自分が消化しきれませんでした…。
その後の調査結果を待つ間に勉強しておきたいと思います(><)

■記念講演
「妖怪画の伝統と創造」 小松和彦先生(国際日本文化研究センター所長)
実はこれが今回のメイン・エベント(個人的に)でしたw

「妖怪学」が日本文化を読み解く、「学問」として地位を得るまでの過程が語られました。
研究の道のりを聞くだけでも物凄く面白かったのですが、現代人の視覚の偏重など、現代社会を読み解くヒントのような話題も織り込まれていて、非常に充実したお話でした。

一日目から盛りだくさんで、本当に参加して良かったですv


2日目は分科会に分かれて参加。

午前『利用者支援A』
大阪芸術大学図書館が既存の枠を飛び出して、地域や、企業とともに図書館という空間を自由にデザインしていく活動が紹介されました。
生徒さんと一緒に、理想の図書館についてブレーンストーミングをしたりして、刺激的で楽しかったです!

午後『研究支援・文献管理ツール』
文書管理ツール『RefWorks』『Mendeley』の紹介、大学職員として経済的な面での支援活動、それらを内包した、研究データのシェアと助成について4名の方からお話を伺いました。

…お話を聞くだけだと、難しくてついていけませんでした…(><;)
ただ、現在の資料の電子化の流れの中で、参考文献の管理、データの有用性の可視化が促進されていく様子が少し見えた気がします。

全体的に本当に自分の勉強不足を感じましたが、参加して良かったなあ、と思いましたv

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